通販で迷わないためにもタッピングねじの知識を持とう

通販でも購入可能なタッピングタイプのねじは、部材に螺子切りがなくても下穴を開けておけば後はネジ立てしながら締め付けることができるので、工程を大幅に削減できるメリットを持ちます。身の回りの家電製品や家具などに使用されていることが多いのですが、タッピングタイプのねじを通販で買うときにはサイズや頭部の形状などに注意が必要です。通販などでは、3×10やM3×10などのような表記になっていますが、3もしくはM3は太さを示し、10などの表記は長さを示します。ただ、タッピングねじの中でも頭部が皿状になっているものは、ネジを横向きにしたとき頭部側から先端までの距離、他の種類は頭部の下側から先端までの長さになることを覚えておきましょう。

皿タイプの場合は、厚みそのものが薄いのでそれほど影響を与えることはないのですが、他のタッピングねじの頭部形状とは異なるので注意が必要です。太さや長さ、そして頭部の形状などいくつかの種類があることを知らないと通販で買い物するときなど本来必要なものがどのようなタイプなのか分からない、タッピングねじの名称だけで購入すると締め付けた後に頭が出っ張って邪魔になってしまうなどのケースもあるので注意しなければなりません。また、頭は+ドライバーで締め付けるタイプが主流ですが、中にはレンチを使って固定する六角フランジ付きや頭部の下側にワッシャーが付いているタイプなどもあるので、事前にどのようなタイプが必要なのか明確にしておきましょう。

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